2020年 東京オリンピック トランポリン競技について
こんにちは。川口市飯塚、飯塚三丁目公園そばの トランポリン ・ 体操教室 TSRスポーツクラブ 川口飯塚校 です。
今年は何よりも夏に開催された 東京 2020 オリンピック でスポーツが盛り上がりを見せた年でありました。それから早3か月、もはや遠い過去の出来事のような状況にもなっておりますが、トップアスリートたちはもう次の 2024パリオリンピック を目指して動き始めています。
みなさまご存じでしょうか? トランポリン は実は オリンピック の正式競技となっております。2000年の シドニー大会 から正式採用され、日本からは男子: 中田大輔選手 、女子: 古章子選手 (当時)が出場、 古選手 は見事6位入賞を果たしました。その後、2004年 アテネ 、2008年 北京 、2012年 ロンドン 、2016年 リオデジャネイロ 、そして今回の2020東京と日本は出場を続けていますが、最高位は4位でメダルまではあと一歩、というところです。次の パリ大会 では念願の 初メダル を!と我々関係者は日々願っています。
トランポリン の オリンピック競技採用 までには、いろいろな苦労がありました。大きな面では、 国際競技団体(IF) の統合がそれにあたります。 トランポリン は 「体操競技」 の1種目として正式競技に採用されています。従って、「1競技=1IF」の原則に基づき、体操を管轄するIF=国際体操連盟( FIG )の傘下でのオリンピック参加が必須なのですが、実は トランポリン の IF は 国際トランポリン連盟 ( FIT )という団体でした。つまり、 オリンピック に先駆けて1999年に FIT を発展的に解散させてFIG の傘下にする、という作業が水面下で行われ、それに従って各国でも国内競技団体( NF )の統廃合が進んでいきました。文章で書くと簡単ですが、IFの統廃合というものは簡単なものではなく、そこには並々ならぬ苦労があったものと思います。さらにNFの統廃合に関しても一筋縄ではいかないことが多く、当時の日本トランポリン協会を日本体操協会に統合するまでにはIFの統廃合から10年以上の後、2013年までかかることになりました。そのような変遷を経て、 トランポリン競技 は オリンピック種目 となり、選手は オリンピック 出場という目標をもって努力できるようになったわけです。今回の東京2020大会では、当クラブの代表も競技役員を務め選手時代にはかなえられなかった オリンピック への参加を果たしたようです笑。代表に オリンピック のお話を聞ける機会もあるかもしれませんね。
TSRスポーツクラブ では、皆様のおいでを今日もお待ちしております。
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